許可申請小ネタ

専門学校卒業で専任技術者の実務経験証明期間が短縮

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専門士の方は実務経験3年でOK

本日は東京都庁へ建設業許可申請へ行ってきたのですが、ずいぶん混んでました。

午前10時半には番号札取って、2時間半待ち、審査は40分程度で問題なく終了しましたが、都庁を脱出するころには2時近くになっていましたね・・。

 

さて、今回の建設業許可新規申請について、個人的に初めての要素がありました。

 

専任技術者についてです。

専任技術者の要件

どういう要件を満たせば専任技術者になれるか少しおさらいです。

まず最も楽なのが、許可を取りたい業種に応じた国家資格を持っていることです。

資格があれば、許可申請時にその合格証書や免状を提出(コピー提出、原本提示)すればそれで専任技術者として見てくれます。

 

専任技術者になれる資格一覧表(別ウィンドウで開く)

 

それがない場合、基本的には実務経験で証明していく必要があります。

証明するべき期間、なんと10年

けっこう長いですよね。

 

しかし、高校や大学のうち、主に建設業に関する学科を卒業している方はそれに応じて実務経験の証明すべき期間が短縮されます。

 

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この学科を卒業していれば期間短縮!専任技術者の方は必見!
(別ウィンドウで開く)

 

高校や大学や高専で、指定学科を卒業している場合、実務経験が3~5年に短縮されるということで、もし該当する方は証明書類の収集がずいぶん楽になります。

そして、平成28年4月より、新たに専門学校卒業者の位置づけが明確になりました。

 

専門学校卒業者も実務経験の短縮が可能

平成28年4月より、それまであいまいだった専門学校卒業者も、明確に実務経験短縮可能とされました。

該当する学科を修了している場合、原則として実務経験5年で専任技術者になることができます

 

実は、今回、当事務所として初めてこの専門学校卒業者の案件を経験したのです。

 

それも、「専門士」を称することができる方です。

 

卒業証明書はこんな感じです。(クリック等で画像拡大)

専門学校卒業証明書

 

既に廃業している専門学校だったため、卒業証明書はその学校があった新宿区役所が発行しています。

 

専門学校卒業者のうち、専門士や高度専門士を称することができる方については、実務経験の証明がさらに短縮され、3年で認められます。

 

これは大きい!これまで実務経験の期間で建設業許可(専任技術者)の要件から外れていた方は、この機会に要チェックしてみましょう。

 

専門学校卒業者についての参考文献

[1]-2指定学科修了者で専門学校卒業後5年以上実務の経験を有する者又は専門学校卒業後3年以上実務の経験を有する者で専門士若しくは高度専門士を称する者
・許可を受けようとする建設業に係る建設工事に関して、専門学校後5年以上の実務経験を有し、かつ、在学中に許可を受けようとする建設業に係る建設工事ごとに指定された学科(指定学科)を修めている者
・許可を受けようとする建設業に係る建設工事に関して、専門学校後3年以上の実務経験を有し、かつ、在学中に許可を受けようとする建設業に係る建設工事ごとに指定された学科(指定学科)を修めている者のうち、専門士又は高度専門士を称するもの

*専門士は専修学校の専門課程の修了者に対する専門士及び高度専門士の称号の付与に関する規定(平成6年文部省告示第84号)第2条、高度専門士は同告示第3条に規定のものを指します。
*「指定学科」とは、建設業法施行規則第1条で規定されている学科で、建設業の種類ごとにそれぞれ密接に関連する学科として指定されているものです。

 

都庁の職員も初めてだった専門士

そういうわけで、専門士を取っていた方がいたおかげで無事に済んだ建設業許可申請。

当事務所も初めてだっただけでなく、今回一次審査を担当していただいた都庁職員の方も初めてだったようです。

 

そのため、一応、本当に専門士が実務経験の短縮対象になるのかの確認から。笑

 

無事に確認が取れ、専任技術者の要件として問題なしとして受理。

 

最近、解体工事が新設されるなど、改正も活発な建設業関連。

 

随時チェックして、常に新しい情報を活用していく必要がありますね。

 

東京都小平市のこだたま行政書士事務所もしっかり情報を更新していきます!







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